bitbankについて

bitbank(ビットバンク)は運営基盤やセキュリティ体制が非常に安定しており、操作性にも優れているため、仮想通貨初心者が最初に利用するのに最適な取引所です。

bitbank(ビットバンク)の概要

特徴まとめ

  • 運営基盤やセキュリティ体制がしっかりしていて安心・安全に利用できる。
  • 手数料が安い。
  • 操作性が極めて高く、初めての人でも感覚的に操作できる。
  • レバレッジ取引(ハイリスク・ハイリターン)はできない。ただし、レバレッジ取引が可能な海外取引所への送金はbitbankから容易に可能。
  • 各種手数料は安い。が、競合と比べると同じくらい。
  • 預入(レンディング)の利率は控えめ。
こんな人におすすめ
  • 初めて仮想通貨を購入しようと思っている人
  • 海外取引所を利用しようと思っている人
  • 短期的あるいは中長期的な投資先として仮想通貨を検討している人

要するに”これから仮想通貨取引を始める人が最初に開設するのに最適な取引所”と言えます。

以下でbitbankの詳細を説明し、bitbankがどういった仮想通貨取引所であるか、なぜ”これから仮想通貨取引を始める人が最初に開設するのに最適な取引所”であるかを解説します。

bitbank(ビットバンク)の詳細

運営基盤・セキュリティ体制(2025年1月12日時点)

取引所 bitbank(ビットバンク)
運営会社 ビットバンク株式会社
設立 2014年5月
資本金 86億4,921万円(資本準備金含む)
取引高/24h 約8,207万ドル ※国内第3位
セキュリティ コールドウォレット運用
ホットウォレットの多層防御
マルチシグネチャ対応
二段階認証(2FA)、暗号化通信(SSL/TLS)
定期的な監査とペネトレーションテスト
不正取引検知システム   など

ビットバンクは2014年から仮想通貨事業に取り組んでいます。2014年のビットコインの価格は10万円にも達しておらず、取引所も数えるほどしかありませんでした。そのためbitbankは仮想通貨黎明期から最前線で活動している数少ない取引所の一つと言えます。

ビットバンクの取引高はbitFlyer(ビットフライヤー)とCoincheck(コインチェック)に次ぐ国内第三位です。bitFlyerとCoincheckも非常に良い取引所ですが、ここではbitbankの優位性について解説していきます。

ビットバンクの優位性

ビットバンクの優位性は、

  • セキュリティに対する意識が強く、ハッキング等の被害を受けたことがない。
  • アプリがとにかく使いやすく、通信速度も快適。
  • 広告にそこまで力を入れていない(広告力ではなく、自力で勝ちとった信頼によって高い実績を得ている)。

といった点です。

セキュリティ体制が強固

セキュリティに関しては顧客資産の大部分をインターネットから切り離されたコールドウォレット(オフライン管理)で保管しており、これによってオンライン上のハッキングリスクを最小限に抑えています。運用に必要な最低限の資産のみをホットウォレット(オンライン管理)に保管していますが、これらの資産に対しては高度なアクセス制御と暗号化を施しており、不正アクセスを防止しています。

莫大な資産を管理する取引所は常にハッキングリスクにさらされています。しかしbitbankはこのようにセキュリティ面に特に重点を置いているため、これまで一度も顧客資産を危険にさらしたことがありません。

操作性が高い・通信処理速度が速い

アプリの使いやすさも魅力の一つです。

「口座開設及びアカウント作成」、「銀行からの/銀行への法定通貨の送金」、「他取引所からの/他取引所への仮想通貨の送金」、「仮想通貨の売買及びレンディング(貸付)」、「値動きの確認」など、仮想通貨を運用する上で最低限必要な手続きが初めての人でも感覚的に容易に行えます。

また、使いやすさという点では通信処理速度も非常に優れています。bitbankは取引量が過熱気味になっても通信速度がそこまで遅くなりません。仮想通貨取引は時に取引量が爆発的に多くなることがあります。その際、システムやサーバーが脆弱だと注文が通らず、買いたくても買えない、売りたくても売れないということがよくあります。ボラティリティ(価格変動)が大きい仮想通貨ではちょっとのタイムラグでも利益・損失に与える影響が大きいので、システムやサーバーの脆弱性は仮想通貨を運用する上で致命傷になりかねません。

bitbankはこの点に関しても非常に優れており、いろんな取引所と比べてみるとその快適さがわかります。もちろん市場が過熱しているときに全く重くならないわけではないですが、それでも他の取引所と比べるとストレスなく快適に利用することができます。

広告力ではなく、信頼に基づく実績

ビットバンクは国内の暗号資産取引所の中で取引量第3位に位置しています。2022年8月時点のデータによれば、国内市場シェアは約15.21%で、bitFlyer(約42.04%)やCoincheck(約29.08%)に次ぐ規模です。

国内第3位というのはbitbankの信頼を裏付ける素晴らしい実績ですが、裏を返せば上には2社いるわけですから、だったらその2社のどっちかを使った方がいいんじゃないかと思うかと思います。しかし上位2社と比べてbitbankが劣っているかというと実はそんなことはありません。セキュリティや操作性は上述のとおり非常に優れていますし、手数料も大差ありません。じゃあ何が上位2社と違うのか、なんでbitFlyerとCoincheckに水をあけられたのかというと、実はサービスの質とは関係なく、”広告にいかに力をいれてきたか”がポイントだと考えられます。

仮想通貨は2010年に誕生してからこれまで何度かの盛衰を繰り返してきました。その歴史の中で社会的にも大きく取り上げられるようになったのがビットコインが初めて100万円に達した2017年ごろです。この時、ビットコインは社会現象にもなり、多くの媒体でビットコインや取引所が取り上げられるようになりました。

その時、bitFlyerとコインチェックは有名人を広告に登用したりTVをたくさん流したり、高額なアフィリエイトを駆使するなどしてその知名度を一気に高めました。その結果、上位2社はその当時から”日本でビットコインやるならCoincheckかbitFlyer”くらいの地位を確立したのです。

一方、そのころビットバンクは名前を売り出すという観点で一歩出遅れた感が否めません。仮想通貨界隈が派手に盛り上がっている中、淡々と安定的な運営を続けていました(ただし、その当時からセキュリティが優れてるという観点から中級者以上の多くの人から愛用されていました)。

以上から何が言いたいかというと、国内第3位ではあるものの、上位2社と比べて劣っている要素は全くと言っていいほど無く、むしろ優れている点が多数ある極めて優秀な取引所です。遅れをとったのは取引所としての質が劣っていたからではなく、広告の力の入れ方によるものだと言っていいでしょう。

2024年に暗号資産取引所としてのブランド認知度向上とサービスの信頼性をアピールするため、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸選手を起用したCMがマーケティングキャンペーンで放映されました。珍しくビットバンクがPRに力を入れていると感じられる一方、これまで着々と積み上げてきた信頼と実績がなければ、このタイミングで超大物スポーツ選手を起用した、しかもMLB(メジャーリーグベースボール)の協力を得たCMはできません。

bitbank(ビットバンク)まとめ

一言でいえば仮想通貨取引所の「優等生」です。

老舗でありながら、最先端の技術を駆使し、セキュリティ・操作性・手数料・社会的信頼といった取引所選びの際の判断基準となる全てのポイントにおいてトップクラスのクオリティを仮想通貨黎明期から維持しています。

仮想通貨に限らず、資産運用を始めたばかりの時期というのはリスクを過大に捉えてしまいがちで、なるべく安定した運用をしようとします。しかし、運用している金融商品の値動きに慣れてくると少しずつリスクをとれるようになってきて、よりリスクをとって期待値の高い運用もできるようになります。

仮想通貨も同じです。特に最初は仮想通貨のボラティリティ(値動きの激しさ)に驚かされ、安定志向になりやすいです。しかし、値動きになれてきて、リスクをとれるようになってくるとよりハイリスク・ハイリターンの商品も運用できるようになります。

そうなってくるとbitbankよりも海外取引所の方がおすすめです。海外取引所に関しては当サイトでは「bybit(バイビット)」のみをおすすめしていますが、そちらであれば高倍率のレバレッジ取引や高利率のデュアル債など、様々なデリバティブ取引が可能です。

しかし、海外取引所を利用する場合、基本的に日本円を海外取引所に直接送金することはできないため、まずは国内の取引所で仮想通貨を購入し、仮想通貨の状態で海外取引所に送金するというのが最もオーソドックなやり方。

以上から、bitbankは海外取引所を利用したい人、これから仮想通貨を始める人、日本国内で仮想通貨による資産運用を考えてる全ての人にとってもっともおすすめの取引所と言えます。